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9月某日の開運橋(盛岡市)袂の河川敷に午前九時。性別も年代も様々に集い、これから始まるイベントとこの集団の正体は? この日は、「歩け歩け中津川、散策しながら歴史ウォッチング」といった企画。中津川の河川敷を歩きながら歴史散策、加えてゴミ拾いのボランティア活動が一日のメニュー。運営委員の佐藤裕弥さんによる地域の歴史解説に集まったメンバーは「へぇー」や「なるほど」と頷きながら、お隣を歩く仲間とおしゃべり。この集団は、50歳以上の団塊世代やシニア世代のセカンドライフを応援している「これからだ倶楽部」! 途中は、台風通過のあとが残る河川敷をゴミ拾いしながらの散策。「きれいな眺めのところほどゴミってあるものね」そんなことを言いながら集めたゴミは、気がつけば袋1つ分。 「どうしたら、ゴミが減るかねぇ」と誰かが言えば、「捨てる人は減らないから、どうやってきれいにするかを考えた方がはやいねぇ」なんて会話も聞こえてきました。散策とボランティアを組み合わせることで、参加者にはこんな意識が芽生えるのだなと驚きました。 仲間づくりや生きがいづくり活動のなかに、地域活動を組み合わせることでシニア世代が学んで楽しみながら社会参加と社会貢献に目を向けていくことができる、そんな仕組みがみえました。「緩やかな組織づくりがこの会が成功している理由。会員が自主的な活動をできる仕組みが大切」。以前代表の佐野逸郎さんがこんなことをおっしゃっていたのを思い出しました。 さあ、社会貢献しましょう! 社会参加しましょう! 身近な問題を自分たちで解決しよう! その号令の前にはなかなか人は集まらない。普段のNPO活動の中で、そんなことをわたしはよく実感させられます。肩書きや年齢に縛られず、自由に集い、楽しみ、体験する、そんな「これからだ倶楽部」の活動は新しい組織のかたちと社会貢献活動への取り組みの在り方を見せてくれました。生きがい活動をとおして、社会貢献について自然に考えられ、触れることのできる仕組み、そんな良さをもつ組織だなと感じながら数キロの徒歩散策でくたくたになってきました。 それにしても、参加者の皆さんの方が解散する時まで元気、元気…。26歳の私ですが、そのある種の若さに完敗でした。それでもその楽しさに魅了され、結果、10月もまた参加するわたしでした…。
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